第4回とよた演劇祭

『景を切りとる舞台』



Creation

 

ー 数分間の些細な日常を、つなげてつなげて演劇に! -

 

 

私たちの周りの、まちのどこにでもあるような環境と

人の些細な日常が重なった瞬間

そこに《景》が生まれます。

景は「自然×人」「空間×想い」の交差点。

そんな景を集めた演劇を創作します。

 

まずは、なんだか魅力を感じる場所を見つけてくる。

次に、そこで繰り広げられる(繰り広げられた)人の物語を想像する。

そして、その数分間の出来事を演劇にする。

すると、ふと、誰かと誰かの物語に共通点が見つかったりする。

 

そんな奇跡的な重なりをつなげてつなげて・・・

日常に埋もれてしまうちっこい物語を、ドーンとでっかくします。

 

 物語が出来るまで 

この物語は即興劇方式で創作しました

(台本ナシ、俳優が自発的に演じる形式の演劇)

 

1.公募で集まった出演者と豊田の街を散策 

  

2.気になる景を写真にパチリ

  

3.写真をみて、どんな出来事が繰り広げられているか想像し発表

  

4.エピソードとエピソードを繋げてみる

 

5.どんどん派生する、めちゃくちゃ派生する

   

6.小さな小さな些細な日常が一つの物語になりました

 

Schedule

 

『家族の方程式』

悩める子ども、オトンとオカンと、時々、じい 

 

【公演日程】 

20191130( 1900 

2019121() 1300 / 1600   

※受付・開場は開演の30分前 

  

【本番会場】 

豊田市民文化会館 大会議室(2F 

471-0035 豊田市小坂町12-100  

TEL056533-7111 

名鉄『豊田市駅』、愛知環状鉄道『新豊田駅』から、徒歩約15分

 

【チケット】  

一般前売:2,200円        高校生以下前売:1,500円

※当日はいずれも各料金+300円

※日時指定|全席自由|未就学児入場不可 

 

取り扱い:以下にてご予約のみ承ります

 ・カルテットオンライン 

 

 ・(公財)豊田市文化振興財団 文化事業課

(豊田市民文化会館内) TEL:0565-31-8804 

 

 

企画・製作|とよた演劇祭実行委員会

 

主催|とよた演劇祭実行委員会

   公益財団法人 豊田市文化振興財団

   とよた演劇協会

 

後援|豊田市 豊田市教育委員会  

     


Cast

稲葉収治(劇団3SUN)

太田泰彦(豊田演劇部)

岡田展寛

加藤学

志水もえ

勢力幸子

田中郁子(劇団ドラマスタジオ、劇団3〜SUN)

三村よしみ

 村松静葉

Staff

構成・演出|古場ペンチ(Pinchi番地)

古場ペンチ入院時の代行|図師久美子

演出助手|加藤恵(劇団カレイドスコープ)

舞台監督|大林成樹(劇団ドラマスタジオ)

照明|柴田美可   

照明補助|太田竜次郎(劇団エンジン)・荒木慧

音響|足立晃三

大道具|大林成樹・木村雅尚

宣伝美術|古場ペンチ

記録写真|松下智美

制作|加藤恵・小島みさえ(劇団3SUN)

図師久美子・堂前奈緒子

   (公財)豊田市文化振興財団 文化事業課 

築地麻衣子・吉田結香・原田秀樹

 

 


『5年後の手紙』

彼らのその後をご覧いただけます

モエちゃんへ

久しぶり!芸大行ってから全然連絡くれないので寂しいです!また遊び行こうね!!ピクニックをした12月1日の日曜日から、5年が経ちました。(私達が卒業してからだと4年だね!歳を重ねるってツライ泣)

「フラワーアレンジの専門学校を卒業した後はおばあちゃん家をお店にして、庭の花壇で育てたお花を売りながら、相変わらずお墓のお世話をしてるよ!お墓にゴミを捨てる人はもういません。とっても縞麗なお花と優しい人達に見に来て貰って、なんだかおじいちゃん達も嬉しそう。

お店もとっても忙しくて、専門学校で知り合ったメグ先輩(演出助手)に手伝って貰ってるの。とっても優しくて可愛い先輩なんだけど、私が「メグ先輩」って呼ぶと、「それじゃどっちが店長さんかわかんなくなっちゃうでしよ」って怒るの笑、可愛い。

あ、あとね、私のお母さんは、なんとカフェで働いています。それも、ヤスおじさんとヨシミおばさんのお店です笑。ヤスおじさん達はのぶくんの提案で、お店を変えてバスの中で猫カフェを経営してます。 モダンなバスの中で可愛い猫に囲まれるのとっても癒される。あ、もえちゃんは犬派だった、、、ごめんぢゃん、、、

あー!そうだ!お店ではお持ち帰りとして、お母さんの「可愛くない」お弁当も売ってるんだけど、これがなんと1番売れるらしい、謎。懐かしい味と見た目が良いらしい わからん。...。

それと、知ってるかもしれないけど、お兄ちゃんとのぶくんは芸人になって3年目です笑笑「ようやくテレビに出始めたのに、のぶがドラマばっかり出てる~」ってお兄ちゃんは文句言ってる。でもね、のぶくんものぶくんで、「がっちゃんがロケ番ばっかりいくからア」って言うの、めっちゃすれ違ってるよね笑2人でコンビだから面白いのに笑笑

あ、そいえばね、安藤のおじいちゃんなんだけど、タピオカ屋で使ってた移動車で、飛行機模型の出前講座&販売をしてるの、超元気だよね、絶対スキップ2周くらい楽勝じゃない?笑

最後に!最近お墓に変な人が来るの。30代くらいの細身の男の人(演出)なんだけど、毎朝スーツ姿でお墓の前に来ては、「イイナァ、ナツカシイネェ」って言いながらレモンの刺繍があるハンカチで涙拭くの、怖くない?あ、怖いと言えば、メグ先輩のお姉さん(演劇祭代表)も怖いの。めちゃくちゃ縞麗なんだけどね、黙ってれば..いや、まぢで怖いのよ。沢山褒めてくれるから好きなんだけど、締める時は締めるめちゃくちゃキッチリした人なの、すっごい縞麗、好き。でもちょっと怖い。と、まあ、私のトコはこんな感じ、東京と愛知じゃ遠いから、いつ会えるかわかんないけど、もえちゃん落ち着いたら連絡頂戴ね!... 。

シズハより

P.S.もえちゃんのお母さんも元気にやってるみたいだよ!毎月、ハナチャン用のお花買ってくれる笑ありがとうございます。もえちゃんツンデレなので連絡しないかもだけど、たまにはしてあげてね!

 

 

 

  |演出| 古場ペンチ

(Pinchi番地主宰、俳優、会社員)

九州大学卒。在学中は演劇部に所属。卒業後、同期・OBらで立ち上げた団体にて福岡で活動。2009年以降、豊田市を拠点に自主公演や他団体へ出演等の活動を続け、近年では、落語、自主製作映画出演、演劇アウトリーチ事業の派遣アーティスト等、活動の幅を広げている。

「今、そこに、ある」ことを前提とした演出方法で、戯曲や俳優が抱えるイメージを、テキストありきの言葉ではなく身体で表出させ、人物の関係性や世界の状態を最低限抽象物でメタファー的に描くことを目指す。

 ■近年の外部活動■
刈馬演劇設計社『フラジャイル・ジャパン』出演('18/5)、『第七回ナゴヤはいゆう寄席』出演、OfficeKANプロデュース公演『日本一不味い店』出演、劇団スカブラボー『さなげ山荘事始め』出演、オレンヂスタ『いかものぐるい』出演、スイッチ総研『穂の国とよはし芸術劇場スイッチ』出演、豊田市美術館リニューアル関連演劇『ATTACK THE REAL』出演、とよたご当地アイドルStar☆T『Zeppナゴヤワンマンライブ2』司会など


さらに詳しい活動内容は>>>Pinchi番地HP