第7回とよた演劇祭

『宿る舞台』

欲言えば豊田にも小劇場ほしいけど・・・

どこでも舞台をつくっちゃいます!

交流館の一室を舞台に、3本の物語をお届けします。

 

あらすじ

-その人のこと全部知ってなくても、何も知らなかったことにはならないよー

 

妻と将棋が好きで庭のハナミズキとツワブキを大切にしている笛吹透(うすいとおる)。

「今日も見えなんだなぁ」と独りごちた透は、自室に広げたテントに潜って行った。

 

1992年、沼積山(ぬまづみやま)で起きた山岳事故。 透が誰にも話さなかった真実が、ある人物の口から明らかになる。 当事者の子供である進(すすむ)・結衣(ゆい)・雷矢(らいや)は、30年余りを経て知る真実に心が揺れる。

 

ずっと秘めていた思いと言葉。

 

ちゃんと話したことなかったけど、幸せだったと思うんだ。表情乏しくて分かりにくかったけど。 テントにどんな意味があるかなんて分からない。

 

でも、ここは“還る場所”なんだって言ってた。


◆公演概要

【とき】 

2022

1217()  18:30

1218()  12:00/15:00 

※受付・開場は開演の30分前

※上演時間約80

 

【ところ】

 崇化館交流館 2F 大会議室

 

〒 471-0078 豊田市昭和町2-46

 名鉄『豊田市駅』、愛知環状鉄道『新豊田駅』から、徒歩約8分

 ※交流館に無料駐車場(53台)がございます。満車の際はフリーパーキング加盟駐車場(最寄:昭和駐車場)をご利用ください。(3時間無料認証可)

 

【料金】 

一般:2,200

U-22:1,500

高校生以下:1,000

※日時指定|全席自由|未就学児入場不可

U-22(22歳以下)・高校生以下の方は年齢が分かるものをお持ち下さい。

 

【チケット】 

 

発売日:202211月19日(土) 10:00開始 

 

●オンライン

●電話

 (公財)豊田市民文化振興財団 文化事業課 

 TEL056531-8804

1.新人枠 

『誰も知らない祖父の話』

作:加藤恵(劇団カレイドスコープ)

 以下、とよた演劇ファクトリー修了生

演出:杉本あかね(劇団栞ちゃんのしおり)

出演:中島大貴(劇団栞ちゃんのしおり)、長門明日香(劇団栞ちゃんのしおり)

 

2.思いが募る枠

  『モノローグ〇X〇X〇X

 作:どうまえなおこ

演出:図師久美子

出演:古場ペンチ(Pinchi番地主宰)

 ⇒演出・出演者プロフィール

 

3.出演者公募枠 

  『宿る舞台』

出:図師久美子

出演:古場ペンチ、荒木慧、太田泰彦、タケヤマタケゾウ(劇団I&I)、森田梓

【スタッフ】

構成・演出|図師久美子  

演出助手|長門明日香・みのう(南山大学演劇部「HI-SECO」企画)

舞台監督|中島大貴・加藤恵

照明|横井勇士(JET株式会社)    

音響|足立晃三

舞台装置|大林成樹(劇団ドラマスタジオ)

宣伝美術|古場ペンチ・長門明日香

記録写真|松下智美

制作|加藤恵・小島みさえ(劇団3SUN)

   図師久美子・勢力幸子・松岡実奈 

   (公財)豊田市文化振興財団文化事業課

協力|正木隆(有限会社まさき)

 

 

【主催】とよた演劇祭実行委員会

【共催】(公財)豊田市文化振興財団

    豊田市崇化館交流館

   とよた演劇協会

【後援】豊田市

 

 



宿る舞台について

 

今回の演劇祭は出演者募集の際、「笛吹 透」という架空の人物にまつわるエピソードを募集し、それを元に出演者と即興芝居を重ねて創作活動を行いました。

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『宿る舞台』チラシ_表
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開催に際して

 

 演劇文化の長期的な課題に、表現活動の場がない、他の表現者や劇団とつながるきっかけがない、が挙げられます。

 費用がない、仲間がいない、勇気がない。このどれか一つでも当てはまれば動き出すのは難しく、表現の場から離れてしまうのが現状です。課題にむけて何かできないか。との思いから、それぞれ目的別に沿った企画を立ち上げました。

 また、豊田市には小劇場がないのも公演が増えない要因の一つです。とよた演劇祭では、本来演劇には向かないであろう交流館での公演を逆手にとり、場所を問わず公演できる一つのモデルケースにできないかと考えております。

 そして、市民と繋がり、その市民自ら演劇に参加し楽しむことで、交流館が更に活気のある拠点(場)として地域の賑わいづくりになればと思います。

 

 同じ演劇をやるという共通点をもったものと交流し、「広がり」と「高み」と「否定しない環境作り」を互いに学び、それぞれの個性と想いが詰まった3作品をお届けします。